みなさんこんにちは!
シキホールの小さなダイビング屋さん@ラストフロンティアダイブです。
コロナの影響が続きお客さんがいない日々が続きますが、おかげさまでシキホール島ではコロナの感染者が今までゼロの状態をキープしており、もちろん我々や当社のスタッフもいたって健康です。
そんな中予定はしていなかったのですが、メインで使っているスピードボートの修繕をすべく、ボートを急遽陸揚げすることにしました。
陸揚げの方法はシキホール流で!
通常陸揚げといえば、トレーラーに乗せる方法やリフトを使うなど、機械を使うことが多いのですが、やはりここシキホールは全てがフィリピン流!
ということで陸揚げ作業も全て人力です!

以前使用していたバンカーもそうでしたが、近所で暇そうにしている若い男の子を雇い、一気に片付けていきます。
ボートの下には使用期限の切れたタンクを置いて
ボートを移動する際には、トレーラーや滑車などを一切使わずボートの下にバナナの木やタンクさらには竹などを置くのが一般的です。
シキホールでは使わなくなったタンクを使って転がしていくことが多いのですが、何と言ってもボートは重たいですしタンクは硬く柔軟性がないので、毎度のことながらボートが壊れないかヒヤヒヤものです。
そんなことは気にしないシキホールの若者たち!
ま、さっさとお仕事片付けましょうね!
陸揚げした後に最大の難関が
今回はボートの船艇を補修する予定なので、陸揚げしたボートを逆さまにする必要があります。
少し軽く考えていましたが、ショップ前のビーチに揚げたのであまりスペースがなく、陸揚げした後に船体をひっくり返すのが一苦労でした。
実際には大勢の若者たちに集まってもらったのですが、実際に仕事をしているのは1/3程度(!?)というフィリピンあるあるで、なかなか作業が進みません。
見ているだけでなく、みんなでいっぺんにやれば早く終わるのにね。
シキホールではみんなが現場監督
これもフィリピンあるあるですが、こういった大人数で作業をするとにには必ず”仕切る人”がでて指示を出そうとします。
一人がこの仕切り役ならいいのですが、何人もが仕切り役になってしまうと収集がつかなくなってしまいます。
しかもみんな無駄なおしゃべりが多いので、予定よりも大幅に時間がかかってしまうという、悪循環に陥ってしまうのも一般的なフィリピンあるあるです。
これも計算内なのですが、船を立てた状態のまま抑えている時などは無用の負荷がかかり、ボートが壊れないかヒヤヒヤものでしたが…。
なんとか裏返して作業も無事に終了
色々ありましたが、シキホールの若者たちのおかげでなんとか”無事”にボートの陸揚げ作業&裏返しにするところまでは終了しました。
後は時間はたっぷりあるので、掃除やファイバーグラスの貼り付けさらに塗装などを行う予定(?)です。
でも、ファイバーグラスの材料などはシキホール島では手に入らないので、お隣のネグロス島にあるドゥマゲティへ自由に行き来できるまでお預けですかね。
早くこの事態が収束してくれることを切に祈るばかりです。
コロナ感染者はまだでていないシキホールです
フィリピンには多くの海外で働く、OFWという人たちがそれぞれの出稼ぎの国から続々と帰国をしており、現在その人たちが家に帰るための輸送や、地元での14日間の検疫期間に当たっています。
お隣のネグロスやセブ、さらにはボホールでも感染者が見つかったようで、シキホール島に感染者がいないのが不思議なくらいです。
本当に1日も早く事態が収束してくれないかなと、切に祈ってしまいます。
シキホールではダイビングはできますがまだ営業はできない状態です
シキホール島は現在GCQ(一般的なコミュニティー隔離措置)という状態にありますが、当初より感染者が出ていないこともあり国で定めるルールよりも規制は緩く、外出に対する制限もほとんどなく(夜間外出禁止のみ)、移動のための許可証制度などはありません。
レストランやバーなども基本的に営業をしており、お店に行っても物資が少ないということ以外はあまり不自由はありません。
観光客がほぼゼロ、特に新規の観光客はいないので、外国人経営のレストランや観光客をターゲットにしているようなお店は軒並み休業をしています。
これに関しては、おそらくフィリピンへの入国が自由になり、入国後の隔離措置などの規制がなくなるまで続くのかなとは思いますが、他の町や島などに比べて生活に不自由がないのがせめてもの救いですかね。
今回の陸揚げの模様はYouTubeでも紹介しています
今回船を陸揚げした様子ですが、お試しということでYouTubeでも紹介をしています。
よろしかったらご覧いただければと思います。